おにぎり(御握り)は、ご飯を三角形・俵形・球状などに加圧成型した食べ物である。通常は掌(てのひら)に載る程度の大きさに作る。「にぎり」「握り飯(にぎりめし)」「握飯(にぎりめし、にぎりいい)」、「むすび」「おむすび(御結び)」「おつくね」などともいう。 携行性に優れており、手づかみで食べられることか 89キロバイト (11,816 語) - 2020年7月6日 (月) 18:16 |
【フランクフルト時事】ドイツでおにぎりの人気が徐々に広がっている。見た目は日本のコンビニエンスストアに並ぶ
プラスチック包装された商品とほぼ同じ。大手スーパーも販売を始め、手軽な食事として浸透しつつある。
フランクフルトなど独国内3カ所でおにぎり店を営むベンヤミン・アルバグダディさん(38)の主要顧客は若者や
ベジタリアン(菜食主義者)だ。1個2.5ユーロ(約300円)で、さけやツナマヨといった「定番」の具だけでなく、
アボカド、ピーナツなどもそろえる。
アルバグダディさんは出張先の日本で食べたおにぎりを気に入り、2017年に販売を開始した。日本風の
おにぎり作りを目指して福岡県の工場を視察、山形県産米や瀬戸内産ののりを使うこだわりぶりだ。女性常連客は
「30~40年前に初めて食べて以来、おにぎりが大好き。週に数度は訪れる」と語った。
アルバグダディさんは「日本のサンドイッチだと宣伝している」と話す。納入先だった大学が新型コロナウイルス流行で
休校となったのは打撃だったが、年内に店舗を増やす方針だ。
独スーパー大手レーベもおにぎりの販売を昨年始め、約1400店舗で扱う。酢飯を使う「変わり種」も並ぶが、
売れ行きは好調という。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072500229&g=int